【記事】ふたごのラッコ | Otter Twins!!!

本日は2015年3月3日付のモントレーベイ水族館のブログから、"Otter Twins!!!"をご紹介します。ラッコの双子は2%ほどの確率で存在しますが、養育の難しさなどから母親がどちらかを諦めてしまうことがほとんどだそうです。最近あった、双子のかたわれの救出劇についてのお話です。

(これは、ポイント・ロボス州立自然保護区のボランティアガイドであるポール・レップ氏による、私たちのラッコ保護チームが浜に打ち上げられたラッコを救出した模様についての素晴らしいブログです)


訪れた人たちが、今日、双子のラッコが生まれたとの報告を私たちにしてくれました。母親は懸命に子供たちの世話をしており、母親がかなり無理を強いられているのが私たちにも分かりました。母親は岩場に上がり生まれたばかりの2頭の赤ちゃんの世話をしていましたが、そこへダイビングを終えて帰ってきたダイバーの船がやってきた時、母親はパニックになってしまい、子どもを1頭だけ抱えもう1頭は岩場に置き去りにしてしまいました。取り残された赤ちゃんラッコはなんとかしのいでいましたが、岩から割れ目に落ち、満ちてくる潮に当たっていました。私はSORAC(モントレーベイ水族館のラッコ保護機関)に電話し、保護メンバーをよこしてくれました。Zodiak(星座を配置した図?)、カヤック、SORACのメンバー2名、そして救出の様子をドキュメンタリーを撮る人です。


嬉しいことに、その生まれて1日もたっていない赤ちゃんラッコは保護されました。しかし、母親はこの保護された赤ちゃんラッコが鳴くのを聞いて、パニックになり始めました。母親は船に近づき2頭目の子どもを取り戻そうをしました。しかし、保護されたラッコが陸に着くと、母親は自分が助けたほうの子どもを守ることを決めたのです。


簡単な検査をした後、レスキューの方からその赤ちゃんラッコはオスで、今日生まれたばかりで、どちらの赤ちゃんも母親から100%必要な食事や世話を受けていないため、すぐにケアをしなければならない状態だということを知らされました。


赤ちゃんラッコ696号は、現在モントレーベイ水族館で迅速にケアを受けており、母親はホエラーズコーヴ(ポイントロボス自然保護区の一部)でもう1頭の赤ちゃんラッコの面倒をみています。この写真は、母親が2頭の赤ちゃんを世話しているところ、保護したところ、そして保護されたラッコの検査をしているところ、ハッピーエンドです。


大勢の訪問客が歓声を上げ、喜びに涙し、初めてこの保護区に来たというカップルは「いつもこんなことがあるんでしょうか」と尋ねました。豪快に笑ったあと、私はそのカップルに宝くじ券を買うようにすすめました。なぜなら、こんなことは一生に一度あるかないかですから。


赤ちゃんラッコ696号は現在、モントレーベイ水族館でケアをうけています。今後も最新情報をお知らせします!

わたしたちのラッコ保護プログラムについてはこちらをご覧ください。

(写真: Paul Reps)

記事元:
Monterey Aquarium Blog
Otter Twins!!!
March 3, 2015