【記事】モロベイで発見されたラッコ、回復中 | Baby otter found by kayakers in Morro Bay is on its way to recovery

本日は2015年10月27日付のThe Tribuneより、"Baby otter found by kayakers in Morro Bay is on its way to recovery"をお届けします。先日モロベイで発見されたメスの赤ちゃんラッコは現在モントレーベイ水族館で集中的なケアを受けています。


ハイライト

ラッコの赤ちゃんが10月19日、砂嘴(さし)で発見された。
そのメスのラッコは親に捨てられてしまったものとみられている。
赤ちゃんラッコは現在モントレーベイ水族館でケアを受けている。

先週、モロベイの砂嘴の浜で身動きができなくなっていたところをカヤック乗りたちに発見された栄養不良状態の赤ちゃんラッコは、モントレーで回復しつつある。


モロベイ港湾局のパトロール主任であるベッカ・ケリーによると、その赤ちゃんラッコは10月19日に一人でいるところを発見されたが、恐らく母親に捨てられてしまったのではないかとのことだ。カヤックに乗っていた人たちが港湾局に通報し、モントレーベイ水族館がその赤ちゃんラッコのケアを行っている。


ケリーは、赤ちゃんラッコが浜にいることは通常はなく、港湾局は近くに母親がいないか捜索を試みた。


「どうして母子が離れ離れになってしまったのかはわかりません」とケリーは言う。「船を出して、子どもが叫ぶ声を母親に届けようとしましたが、母親の反応はありませんでした」


港湾局はその後モロベイにある海洋哺乳類センターへ連絡を取り、センターがモントレーベイ水族館でケアを受けられるようコーディネートを行い、現在その赤ちゃんは水族館で健康を取り戻しつつある。

「みんながその赤ちゃんラッコのことを可哀想だと思っています。このラッコは人々の心の琴線に触れたのだと思います」

ベッカ・ケリー(モロベイ港湾局)

水族館の専門家によると、この赤ちゃんラッコは発見時生後僅か1日だったと思われている。体重は僅か2.62パウンド(約1.19kg)で、赤ちゃんにしては非常に小さかったと水族館のスポークスマン、アンジェラ・ハインスは語った。


「このラッコは、母乳を飲むメリットを全く受けていないかもしれません。免疫系の発達が不足している状態なので、数週間に渡り集中的なケアが必要となります」とハインスは言う。「ラッコのお世話をしている人たちはこのラッコの予後については楽観的です」


モントレーベイ水族館のラッコ保護プログラムは、カリフォルニア州内において身動きができなくなってしまったラッコの治療とケアを行っている。水族館は今後7ヶ月から8ヶ月(野生において子どもが母親の保護下にいる期間)に渡ってこのラッコの世話をし、エルクホーン湿地帯もしくはモスランディングへリリースする予定になっている。


モロベイ市の当局担当者がそのラッコの写真を投稿し、その話は広くソーシャルメディアでシェアされ、Facebookで1万以上の閲覧者を惹きつけた。


「みんながその赤ちゃんラッコのことを可哀想だと思っています」とケリーは言う。「このラッコは人々の心の琴線に触れたのだと思います」

1.19kg

発見時の赤ちゃんラッコの体重


モントレーベイ水族館のアドバイスにより、モロベイ当局者は市民に対し、当初の保護時の写真にあるように身動きできなくなったラッコをタオルで包まないよう注意を促している。


「赤ちゃんラッコはとても厚い体毛に包まれているため、布などで包むことは実は非常に危険なのです」市の副マネージャー、サム・テイラーが言う。


ラッコは「動物の中で最も密な体毛」を持つため、オーバーヒートしやすいのだとハンスは言う。


市は、親に捨てられた赤ちゃんラッコを見つけた場合は海洋哺乳類センターもしくは港湾局へ連絡するよう市民にアドバイスをしている。


赤ちゃんラッコは親に捨てられたように見えたとしても、母親は餌を取りにいっていないだけで戻って来る場合もある。従って、赤ちゃんラッコを助けようとする前に海洋哺乳類センターもしくは港湾局へ連絡を取るのが一番良いのです、とテイラーは言う。

 

連絡先

もし身動きができなくなっている海洋哺乳類を発見した際はこちらへ連絡すること

モロベイ海洋哺乳類センター  805-771-8300

モロベイ港湾局 805-772-6259