【記事】ポイントデファイアンス動物園水族館のネリー、安楽死 | ELDERLY SEA OTTER HUMANELY EUTHANIZED AT POINT DEFIANCE ZOO & AQUARIUM AFTER SUDDEN ILLNESS

本日は2015年12月15日付のPoint Defiance Zoo & Aquarium のプレスリリースから、"ELDERLY SEA OTTER HUMANELY EUTHANIZED AT POINT DEFIANCE ZOO & AQUARIUM AFTER SUDDEN ILLNESS "をお届けします。カップスタッキングやおしゃべりをする動画で一躍有名になったネリーが、19歳の生涯を閉じました。

カップスタッキングを通じてラッコの能力を世に知らしめたカリフォルニアラッコのネリー(19歳)は、急激に容体が悪化した後、日曜日にポイントデファイアンス動物園水族館で安楽死の処置を受けた。

 

ネリーは3年前、当園がYouTubeに前足を使って異なるサイズのカラフルなカップを順番に入れ子にする機敏なラッコの動画を投稿して以来、世界中でフォローされてきた。その動画はこれまで260万回再生されている。

 

ネリーは身体を使う運動と精神的な刺激を与えるために考えられたエンリッチメントの一環として、カップスタッキングを学んだ。ネリーは1996年に生後2週間で親とはぐれているところを保護され、ポイントデファイアンス動物園水族館には2004年に来園している。ラッコはIUCNで絶滅に瀕する種に規定されている。メスのラッコの寿命は野生のもので15年から20年になる。

 

 

ポイントデファイアンス動物園水族館において、ラッコは、世界の海の健全性や世界の海から汚染物質をなくすために人間がどのような行動ができるかという教育的なメッセージを伝える重要な役割を果たしている。当園は毎年9月にはラッコ啓蒙週間の特別なイベントを開催し、ワシントン州のラッコの個体数や状態を調べる年次調査にも参加している。

 

当園のロッキーショアコーナーには、リビー、アブラ、カラディの3頭のラッコがいる。みな親とはぐれたラッコたちである。

ラッコの保護について詳しくは www.pdza.org/sea-otter へ。
ポイントデファイアンス動物園水族館について詳しくは 
www.pdza.org へ。

 

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ポイントデファイアンス動物園水族館は北西部で唯一の動物園と水族館が一緒になった施設であり、教育、保全、調査、娯楽の機会を通じて、世界の資源を責任をもって守ることを推進している。動物園はメトロパーク・タコマの1部門であり、アメリカ動物園水族館協会(AZA)及び海洋哺乳動物公園および水族館同盟(AMMPA)の会員である。

 

Point Defiance Zoo & Aquarium Press Release
ELDERLY SEA OTTER HUMANELY EUTHANIZED AT POINT DEFIANCE ZOO & AQUARIUM AFTER SUDDEN ILLNESS

Dec. 15, 2015