【記事】シアトル水族館、ハーディのお世話をお手伝い (5)| Part 5: Seattle Aquarium assists with Hardy, the rescued sea otter

本日は2017年9月22日付のSeattle Aquarium Blogより、"Part 5: Seattle Aquarium assists with Hardy, the rescued sea otter"をお届けします。ハーディは自分でグルーミングができるようになりました。

ハーディはバンクーバー水族館で生後11週を迎え、引き続きマイルストーンを達成中です!ハーディの成長は早く、非常に自立してきました。体重は約21パウンド(9.5kg)で、貝、イカ、ポロック(白身魚)のフィレなど毎日体重の約4分の1を食べるようになりました。毎日、シーフードを混ぜた特別な調合ミルクを引き続きもらっていますが、現在その量は少なくなっており、固形の餌をより多く食べるようになっています。また、エンリッチメントのおもちゃや氷で遊び、寝ていない時は非常にアクティブです。

エンリッチメントで遊ぶハーディ
エンリッチメントで遊ぶハーディ

今週、ハーディはほとんどの時間を展示用ラッコ水槽で過ごしました。ハーディの達成したマイルストーンのうち最も大きかったものは、自分で毛皮のケアをできるようになったことです。ハーディは毛皮を全部自分でグルーミングできるようになりました。これは水をはじき皮膚を濡れないよう保つよう、毛皮をきれいにするためにたくさんこすったりなめたりしなければなりませんが、子どものらっこにとってはたやすいことではありません。野生では子どもが自分で手入れできるようになるまで、ラッコの母親が子どもの毛皮の面倒をみます。ハーディの飼育員は必要があれば手伝いますが、ハーディは素晴らしいグルーミングをしています。

午後ひとしきり遊んだあと、昼寝をするハーディ
午後ひとしきり遊んだあと、昼寝をするハーディ