【記事】ゴミを持ったラッコ、致命的な結果も | Moss Landing sea otter swimming with trash could cause deadly consequences

今日はWorld Oceans Day(世界海洋デー)。2018年6月8日付のFOX KTVUから、"Moss Landing sea otter swimming with trash could cause deadly consequences"をお届けします。ラッコ観察を始めた2014年にはすでにゴミを持ったラッコを時々見かけました。最近は本当に酷く、見ていてハラハラします。

カリフォルニア州モスランディング(KTVU)ーラッコが水に浮かんでビーチサンダルをかじっている写真を見て可愛いと思う人もいるかもしれない。しかし、これは海洋生物学者の間ではひょっとしたら死に至る可能性もあると懸念されている。

 

 

Sea Otter Savvyプログラムのコーディネーターでリサーチ生物学者のジェナ・ベントールはKTVUに対し、モスランディングで暮らすラッコがますますゴミを手にするようになってきたと話している。ベントールは「ラッコ用横断歩道」があるエルクホーン湿地帯の突き当りにゴミがたまる傾向にあると言う。

 

ベントールはこれは今に始まる問題ではないと言う。「数年前からゴミを手にするラッコを記録した写真を見ることができるでしょう。この場所に住むある特定のラッコがたくさんのゴミを拾います。もっとゴミがあるということなのか、そのようなゴミを拾って楽しんでるのかは分かりません」

 

このオスのラッコは直近では、今週初めにレジ袋を持っているところを目撃されている。ベントールはその袋には歯型が見られたが、その一部を飲み込んでしまったかは定かではない。「プラスチックをたくさん飲み込んでしまうと、腸がふさがってしまい、最後には検死台の上に乗ることになってしまいます」とベントールは言う。

 

ラッコは非常に好奇心が強い動物で、ケルプで遊ぶようにゴミのようなものを拾って持つのだとベントールは言う。

 

ベントールは、ラッコがゴミを持っていると通報があってもどうしようもないと言う。ラッコはゴミをしっかり持っており、近づくと潜って逃げるため、保護クルーがラッコからゴミを取り上げるのは実際不可能だと話す。

 

ゴミはゴミ箱から吹き飛んで水路に落ちることがよくある。だからこそ、ベントールは買い物の際は再利用できるエコバックを使うよう進言している。「非常に簡単な解決法です」

らっこちゃんねるより

ゴミ問題は本当にひどいです。ゴミを持っているラッコをこれまでたくさん見てきました。また、体に釣り針が引っかかっているラッコをみたのも1度や2度ではありません。
アメリカは本当に人が極端で、環境について真剣な人とそうでない人の差が激しく、道端にゴミが散乱しているところも少なくありません。そうしたごみが風に飛ばされ、水路に落ちたりして海へ流れてしまうのです。

ここ数年、特に海のプラスチック汚染が取りざたされています。詳しくはナショナルジオグラフィックの特集(研究室に行ってみた。東京農工大学 マイクロプラスチック汚染 高田秀重)や映画「プラスチック・オーシャン」(Netflix等で視聴可能)で学ぶことができます。