【記事】シェッド水族館のルナ、先輩ラッコと対面 | Watch Two Orphaned Sea Otters Meet for the First Time

 本日は2015年6月1日付takepartから、"Watch Two Orphaned Sea Otters Meet for the First Time"をお届けします。みなしごラッコのルナは、シェッド水族館ですくすくと育っています。先輩ラッコのカユコスと初対面の日の様子です。

保護時は小さく飢えていたルナとカユコスは、今元気いっぱいに育っている

ルナ約2か月の頃。このみなしごラッコは2014年9月に保護された。 (Photo: Courtesy Shedd Aquarium)
ルナ約2か月の頃。このみなしごラッコは2014年9月に保護された。 (Photo: Courtesy Shedd Aquarium)

赤ちゃんラッコです。最高に可愛らしいですね。


このビデオは、飼育下で育てられた2頭の若いカリフォルニアラッコ、カユコス(3歳)ルナ(8か月)の初めての対面の様子です。2頭とも、氷のキューブやフェイクのケルプや飼育員たちがラッコが遊ぶために作ったおもちゃに夢中です。


この2頭のラッコは母親に捨てられたかもしくは母親を失い、カリフォルニアの浜で保護されました。シェッド水族館によると2014年の秋に海洋動物レスキューが保護した際、ルナは5週間、約2パウンド(900g)で飢えていました。2頭のラッコは現在シェッド水族館で暮らしています。


飼育下では、年長のメスラッコたちが子どものラッコに野生のラッコになる方法を教えます。こうして接触させることで、成獣の子育て本能を刺激し、幼いラッコにグルーミングや泳ぎ方、その他の自然な振る舞いについて直に教えるのです。


シェッド水族館やモントレーベイ水族館のようなケアセンターは、母親ラッコが戻ってきて世話をする可能がないことが明らかな場合のみ、赤ちゃんラッコを保護します。赤ちゃんラッコを見つけても、近づいたり触ったりしてはいけません。たとえ、赤ちゃんが甲高い声で「ママ!どこにいるの?」と叫んでいてもです。なぜなら、母親のラッコはただ餌を食べに行っているだけかもしれないからです。赤ちゃんを邪魔すると、母親を追い立ててしまう可能性もあります。(また、ラッコは海洋哺乳類としても、絶滅に瀕する種としても法で守られており、邪魔をすることは国の法律で禁じられています)


怪我をしたり、親とはぐれてしまったと思われる海獣を見つけた場合は、カリフォルニアの海洋哺乳類センターのような最寄りの資格をもったレスキューグループに電話してください。

takepart

Watch Two Orphaned Sea Otters Meet for the First Time

June 01, 2015 By Emily J. Gertz