【記事】シアトル水族館、オディアックのお世話をお手伝い(1) | Part 1: Seattle Aquarium staff assist with sea otter rehabilitation in Alaska

本日は2017年8月23日付のSeattle Aquarium Blogより、"Part 1: Seattle Aquarium staff assist with sea otter rehabilitation in Alaska"をお届けします。シアトル水族館のスタッフがアラスカシーライフセンターで保護されたラッコの赤ちゃんのお世話のお手伝いをしています。

シアトル水族館の鳥類哺乳類チームのマリコ・ブシュキャンプとオブリー・テイスは最近アラスカシーライフセンターへ赴き、親を失ったラッコの赤ちゃんのリハビリのお手伝いをしました。その様子をお届けします。

アラスカシーライフセンター(ASLC)野生生物対応リハビリプログラムはアラスカ州スワード、キーナイ半島の小さな町にあります。ここはアラスカ州で唯一、海洋哺乳類のリハビリテーションをすることが許可されている施設です。シーライフセンターのプログラムは助けを必要としている海洋哺乳類へ命に係わる対応をしているだけでなく、アラスカ州の野生種の個体群や生態系の変化をより良く理解するために必要な科学的な知識を集めるうえでも重要な役割を果たしています。

アラスカシーライフセンターの目的は保護した動物を野生へ返すことですが、必ずしもそれが実現できるわけではありません。ラッコの赤ちゃんは母親に依存しているため、生後6か月未満で親とはぐれてしまった場合、野生に返すことができないと判定されてしまいます。ラッコの母親はほとんどずっと子どもに注意を向けています。グルーミング、授乳、そして泳ぎや潜水、エサの取り方を教えます。したがって親を失ってしまうと、赤ちゃんは野生で生き延びるスキルを発達させることができず、動物園や水族館で人間によるケアを受けなければならなくなってしまいます。

ラッコの母親にとって子育てが24時間の仕事であるのと同様に、親を失った赤ちゃんラッコは24時間のケアを必要とします。ラッコのケアについては次の投稿をお楽しみに。

海洋哺乳類が座礁していたら

ラッコに関しては1-87SEAOTTER(1-877-326-8837)へ電話してください。救助が必要な他の海洋哺乳類についてはNOAA(アメリカ海洋大気庁)座礁ネットワークホットライン1-866-767-1964へ電話してください。

 

アザラシやアシカは浜へ上がって休むのが自然なことであるということを理解しておくのは重要なことです。ワシントン州で通報されるものの多くは晩春から秋の初めにかけてのゼニガタアザラシの赤ちゃんです。アザラシの母親が授乳するのは約4週間から6週間だけで、その後赤ちゃんは自立します。お腹が減ったり疲れたりしている独りぼっちのアザラシの子どもが自立するまでの移行期間に浜に上がって休むのはごく一般的なことです。

 

もし動物が怪我をしていたり、同じ場所から24時間動いていないようなら、専門家がその状況を判断する時です。通報の際できるだけ多くの情報を伝えることにより、対応の優先を決めるうえで非常に役立ちます。その動物がどのくらいの時間座礁しているのか。座礁している場所を特定できる詳細情報。けがはしているか。どんな情報も役立ちます。

 

アザラシに近づいたり触ったり拾ったりすることは、海洋哺乳類保護法違反となり、罰金の対象となります。皆さんが海にいようと浜にいようと、海洋哺乳類を見る際は少なくとも100ヤード(約30m)の距離をとらなければなりません。野生のアザラシにハラスメントしたり接触したりすることは、アザラシの自然なライフサイクルにとって害を与える可能性があるにとどまらず、人間や犬にとっても危険です。アザラシは鋭い歯を持ち、申告な噛み傷を与える可能性があるからです。

 

これらの対応はアメリカ魚類野生生物局のLOA-837414により認可されています。